バッテリーはエンジンをかけるだけのものなのか?

先日ネットで出ていた記事。

エンジンがかかった状態の車からバッテリーを外してもエンジンが止まらないって本当?といういう記事です。

これなんですが、一応アイドリングストップなどは除いて考えるように書いてありますが僕の体験談を一つご紹介。

バッテリーの役割っていうのはエンジン始動時にセルモーターに電気を与えるためのもの。エンジンがかかってしまえばオルタネーターが動き出して、常に発電するから確かにバッテリーが空っぽであってもエンジンがかかってしまえば問題ないことが多いです。

ただ例外なのは電動パワステを使っている車など。

単純計算でオルタネーターが発電している電気量を上回る電気が必要になった場合、エンストするんです。

僕が体験したのはポロでバッテリー上がりの車。これをジャンピングしてエンジンかけた後工場まで乗って行こうとしたら、カーブを曲がるたびにエンストする。

その都度ジャンプケーブルを繋いでエンジンをかけて・・。の繰り返しでした。

バッテリーが空っぽだったのは間違いなんです。アイドリングでは問題なくエンジンはかかっている。カーブにさしかかってハンドルを切るとエンジンが止まる。

この車は電動パワステを使っているタイプで、おそらく発電量よりも消費電力の方が上回ったのでしょう。とにかくエンジンが止まりまくった。

このポロ以外にも、こんなケースもありました。

バッテリーがからの車にジャンピングしてエンジンをスタートしました。しばらくはアイドリングしていたけど、エアコンコンプレッサーがONになった瞬間にエンジンが止まった。

これはエアコンコンプレッサーの電気負荷っていうのもあるかもしれませんけど止まりましたね。

なので、バッテリーがすっからかんになった車って、エンジンをかけたとしても途中で止まる可能性もあります。マニュアルなんか信号待ちがドキドキですよね。いつもならストールしないような回転域でもスーッとエンジンが止まっちゃうことがある。

そんなわけで、バッテリーの役割ってセルモーターを回すだけじゃ当然ないわけです。オルタネーターが発電している以上の電力を必要になった時は、やっぱりバッテリーから補わないとエンジンは続かないってことなのでした。

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