コンデンサタイプのジャンプスターターを買ってみたがデメリットあり!詳しく紹介

先日、新しいジャンプスターターを買ってみました。前に買ったやつが壊れたわけではないんですが、タイプが違うものになります。

今回買ったのはこちらです。

従来のジャンプスターターって、中にリチウムイオンバッテリーが入っています。

内部のリチウムイオンバッテリーにあらかじめ電気を充電しておいて、バッテリー上がりの車に放電して使うものです。

今回買ったのは、内部にリチウムイオンバッテリーは入っていなく、代わりにコンデンサが入っています。

コンデンサタイプのジャンプスターターのメリットとデメリット

ようやくこのジャンプスターターを実際に使ってみたので、感想を書いてみます。

まず自分の車で試すために、わざとライトをつけっぱなしにして、イグニッションはONの状態にし、ブロアファン全開に回してバッテリーをあげました。

セルを回そうとクランキングしましたが、まったくクランキングすらしない状態です。

バッテリーの電圧を測ってみたら、5Vまで落ち込んでいました。

この状態から残りの電気を吸い上げて、コンデンサに貯めます。それを増幅して車体へ戻すということをこのジャンプスターターは行います。

リチウムイオン電池を使ってないので、爆発する危険もなければ、劣化もほぼしなくて長期間にわたり使うことができる。これがコンデンサタイプのジャンプスターター最大のメリットです。

しかし、実際に使ってみると早速デメリットもわかりました。

5Vしかないバッテリーから放出するための電気を一部蓄えるのに、ものすごい時間がかかりました。

画像は93%と書いてあります。ここから1%上げるのに5分くらいずつかかったんです。

つまり、1時間位かけてようやく100%になった。

そのあと、増幅する電気が溜まって放出をしてエンジンをかけてみましたが、これは軽やかにセルモーターは回りました。

かなりの速度でセルが回ったので、パワーは申し分なしです。

ただし、今は外気温が暖かいので、冬でも試してみる必要はありますけどね。

つまりこのコンデンサタイプのジャンプスターターのお勧めな使い方はなにかというと、元気なバッテリーからあらかじめ電気を増幅しておく。

その状態でバッテリー上がりの車に放出する。これが一番だと思います。

エンジンがかかった状態のバッテリーにつないでみたら、みるみるコンデンサへ電池がたまっていきました。

救援する車がいるのなら、そちらのバッテリーからまずは電気を蓄える。

それをバッテリー上がりの車に放出。これが一番最短の使い方。

純粋にバッテリー上がりを起こしている車から電気を吸い上げるには非常に長い時間が必要だったんです。

使ってみてわかりました。長くて待ってられない位です。本当に。

バッテリーがあがってばっかりの場合だったり、電気が10V位残ってればそんなに時間がかからないかもしれないですけど。

カラカラになったバッテリーからは当然電気を蓄えることもできません。いずれにしろ外部電源とセットで使うのがいいと思います。

それでも劣化しにくいので長い期間使えるという事、事前の長時間にわたる充電が必要ないこと。危険性が少ないということ。

これらを考えるとまあ買ってもいいかなって。

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