A/Cランプ点滅でエアコン効かない?古くなったトヨタ車はこの部品を交換

またかと言いたくなる故障があったので、お伝えします。

車はトヨタのプレミオです。エアコンが効かなくなったという事で入庫してきました。

エアコンを入れても、まったく冷たい風が出てこないと言います。

エンジンルームを開けて確認してみると、コンプレッサがONになっていないようです。

続いて室内を確認すると、エアコンスイッチの緑色のパイロットランプが点滅しています。

この時点で、この年代のトヨタ車共通の故障と認識しました。

何故エアコンが効かないのか?

バッテリーの横にあるヒューズボックスを開けます。

するとこのように、ヒューズやらリレーが入っています。

このエアコンランプ点滅の原因は、エアコンコンプレッサのマグネットクラッチリレーが壊れていると起きる症状です。

左上の肌色のリレーです。車種によって配置が違うと思います。

これを交換します。

品番はこちら。定価が3590円税別です。

リレー内部が断線して、エアコンコンプレッサに電気がいかない状態になっています。

このリレーが弱いので、同じ年代のトヨタ車は高確率で壊れます。

ある意味定期交換部品と思って、10年以上経過していたら交換してください。

ちなみに、同じヒューズブロックにホーンのリレーがありました。同じリレーだったので、これをエアコンコンプレッサのマグネットクラッチのものと差し替えてみたら、症状が逆転したので間違いありません。

リレーの単体点検を本当はしないといけないのですが、同じリレーを使ってる電装品のリレーを差し替える事でも簡易点検が可能です。

20年くらい前のトヨタ車に乗ってる人は、交換するようにしてください。

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