補機駆動ベルト

最近増えてきている補機駆動ベルトは一本で全てを回すサーペインタイン方式。
サーペインタイン方式のメリットは…
クランクプーリを薄く作れる。エンジンの全長を抑えることができる。
メンテナンスの簡素化などでしょうか?

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サーペインタイン方式の補機駆動ベルトのほとんどは張り調整をオートテンショナーが行っています。
つまり張り調整が出来ない。もしベルト鳴きが発生したら、ベルトを換えるかテンショナーを換えるかのいずれか
新たに張り直しはできません。

今までのVリブドベルトは太さがせいぜい4PKくらいだったのが
6PKやなかには7PKという太いサイズのものも存在します。寿命もさすがに長く、
今までのVリブドベルトは大体三万キロも走れば亀裂が生じたんですが、サーペインタイン方式の太いVリブドベルトは5万キロ位は軽く持ってくれるのが多い。うちのステップワゴンなど今年で7年目の走行5万キロですが、
ベルトの溝には亀裂すら入っていません。さすがに怖いので
そろそろ新品を用意しておこうかなと考えています。

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補機駆動ベルトが全て独立タイプのものであれば経験中最高で四本つかうものもありました。
RXー7のFCがそうです。パワステ、エアコン、オルタネーター、エアポンプ(
触媒を効率よく働かせるため当時のロータリーエンジンについてました)。
あとシーマも四本だった。エンジン、パワステ、オルタネーター、ウォーターポンプ。
さすがに四本も補機駆動ベルトがあると交換が大変ですよね。
サーペインタインなら一本換えればそれで終わりですから。しかし切れたらアウト。
もしサーペインタインベルトを換えるなら、二回に一度はオートテンショナーも換えた方がいいと思います。
ベアリングのプーリ部分は確実にベルトによって削られているのがわかりますから。
以上本日は補機駆動ベルトについてでした

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