アイドリングストップ点滅はほぼバッテリー!普通のバッテリーと何が違う?

アイドリングストップランプが点灯、点滅する。こんな依頼が増えてきたのは、数年前から。

今日も入庫してきました。

マツダのフレアですが、アイドリングストップランプのオレンジが点滅しています。

バッテリーはまだ無交換のようです。

計測してみると・・・

なんと健全性が0%という結果になっています。

アイドリングストップランプが点灯、点滅したらその原因の8割はバッテリーの劣化によるものです。

アドリングストップの条件に、始動時電源電圧というものがあって、一定以上の電気がバッテリーに残ってないと作動しません。

なので、劣化したバッテリーだと、始動時電源電圧が規定値を下回ってしまう。それをコンピューターがカウントしていて、何回か規定値を下回った時点でランプを点灯、点滅させます。

アイドリングストップバッテリーは何が違う?

それではアイドリングストップ用のバッテリーって、普通のバッテリーに比べると何がどう違うのか?

アイドリングストップバッテリーと普通のバッテリーの違いは大きく2つです。

1つ目はクイックチャージと呼ばれる、短時間で電気を蓄えることが出来る性能。

2つ目は耐久性。

ではアイドリングストップ車に普通のバッテリーをつけたらどうなるのか?これは、満充電されている時は、アイドリングストップを作動させることができます。

しかし、頻繁なストップアンドゴーで、クイックチャージが追い付かず、アイドリングストップを作動させることができなくなる。

安定してアイドリングストップを作動させるには、専用のバッテリーが必要な理由がここにあるわけです。

エンジンを停止して、かける。それを繰り返すわけですが、少しでも電気を蓄えないといけない。そしてもちろん耐久性も必要です。

アイドリングストップを期待しなければ普通のバッテリーも使える?

それでは極論ですが、アイドリングストップ車に普通のバッテリーをつけたらどうか?

これは、アイドリングストップの条件をすぐに満たさなくなることは明白ですが、キャンセルして使う事を前提にすれば使えなくはない。ということになります。

ただメーカーではこれを推奨していないので、自己判断でお願いします。

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