交換したプラグコードがまた駄目に!エンジン不調の原因になるものを探る

実家の車を車検整備していて、なるほどなと思ったことがありました。

車はキャリィで、DD51Tなのですでに25年経過しています。

預かった時にエンジンが不調でした。症状は、冷間時のアイドリングは普通に正常。暖まってくると、アイドリングでもエンストします。

具体的には低速域で非常に不安定で、失火しているような感じ。多分4000回転以上まで回れば、何とかスムーズにふけ上がる感じです。

信号待ちでは全く吹けないので、エンジンを高回転域でキープして半クラを駆使して発進するという処置で乗ってきました。怪しいのは点火系か、燃料系。

燃料が腐っているのかなと思っていたけど、4000回転以上でふけ上がることから一旦除外。

あとは点火系統が怪しいですが、この車、以前にプラグコードとディスキャプ・ローター、プラグを交換しています。

プラグは65000km時点に至るまで4回くらい交換しているかなと。という事で原因を究明に。

交換したはずのプラグコードがまた駄目に・・原因は?

結果を先に書くと、プラグコードが駄目になっていました。

この車は65000kmほどしか走っていませんが、前にプラグコードはNGKのものに交換済みです。

最初に症状を確認した時に、プラグとコードは変えてあるんだけどなぁって疑問に思ったんです。でも、実際に点検したらプラグコードだったので。

駄目になっていたのがこちら。1番と2番の付け根。

リーク痕があります。

ではどうして、交換したプラグコードが駄目になっていたのかを次に考えてみました。

まず、新品に比べるとやはりコード全体が固くなっていました。そして、キャブレター車だと、頻繁にプラグを脱着します。

脱着回数が増えると、当然固くなってきたらその時亀裂が入るかもしれない。

新品のコードだったら伸縮性があるので問題ないんでしょうけど。プラグコードもやはり10年くらいで交換したほうが間違いないなと思いました。

プラグも電極の摩耗はそこまで減っていませんでしたが、一緒に交換することにしました。

プラグコードを採用しているキャブ車はイリジウムタイプのプラグよりも、逆に普通のグリーンプラグでいいのかなと。

くすぶってきたら電極が減ってなくても交換したくなりますからね。

というわけで、プラグとプラグコードを新品に交換して、エンジンはバッチリです。

あとは古くなってきたので、エンジンオイルの交換と一緒に添加剤を投与。

入れるのはKUREの多走行車。

各オイルシールの弾力性を回復させて、エンジンのコンディションも復活させてくれます。

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そして安いので、お勧め。25年間パッキンというパッキンはまだ何も換えてませんけど、オイル漏れは皆無です。

ちゃんと添加剤が効いてますね。それでは27年目に向けて頑張ってくれたまえ。

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