車の燃費ランキングを見て、何故軽自動車の燃費が悪いのかと思った人へ

国土交通省が3月31日に、令和3年末時点での燃費ランキングというものを発表しました。

小型車部門

順位車名通称名WLTCモード
燃費値
(km/L)
1トヨタヤリス36.0
2トヨタアクア35.8
3トヨタプリウス32.1
4トヨタヤリス クロス30.8
5トヨタカローラ スポーツ30.0
6ニッサンノート29.5
7ホンダフィット29.4
8トヨタカローラ29.0
トヨタカローラ ツーリング29.0
10ホンダインサイト28.4


軽自動車部門

【軽自動車部門】

順位車名通称名WLTCモード
燃費値
(km/L)
1スズキアルト25.8
マツダキャロル25.8
3スズキアルト ラパン25.2
スズキワゴンR25.2
マツダフレア25.2
6スズキワゴンR スマイル25.1
7スバルプレオ プラス25.0
ダイハツミラ イース25.0
トヨタピクシス エポック25.0
スズキハスラー25.0
マツダフレア クロスオーバー25.0

こちらの表は国交省のPDFより引用させていただいています。

このPDFを印刷して、うちの会社に貼ってみました。

タイヤ交換の作業待ちのお客さんに聞かれたのは

「軽自動車の方が燃費が悪いんだねぇ」

と。

多分、このブログなどを見ている人には理由はわかっていると思いますけど。

ちょっと書いてみます。

燃費ランキングの上位を占めるのはハイブリッド

まず燃費ランキングに出ている小型車にいついては、フルハイブリッドカーであるということ。

純ガソリンエンジン車同士じゃないと、そもそもの比較対象としては難しいです。

軽自動車にもハイブリッドとうたって販売しているものもあります。

それはマイルドハイブリッドと呼ばれるものです。フルハイブリッドとの違いは簡単です。

フルハイブリッドは、車を電気自動車モードで走らせることができるくらい大きなバッテリーを積み、大きなモーターをエンジンとミッションの間についている。

マイルドハイブリッドは小さなリチウムイオン電池を積んで、オルタネーターをモーターとして使うことで、補助をする非常に規模が小さいもの。

今の時点で軽自動車のフルハイブリッドは販売されていません。

時期型のムーヴが、フルハイブリッドを搭載してくるであろうといわれています。

このランキングでは純ガソリン車同士の比較じゃないから、そもそもそこが違うという点。

軽自動車の燃費が悪い原因は?

しかし、お客さんが言っている通り小型車に比べると軽自動車の燃費は劣る傾向にあります。

それは何故か?

アルトやイースに関して言うと、車体も小さく優れているため、燃費もいいです。

その他の軽自動車の多くは、ボディがでかい。そしてエンジンが660ccという排気量である。

CVTを組み合わせて、おいしくエンジンのうまみを引き出して燃費を稼いでいますが、660ccという排気量で、巨大化している軽自動車のボディを動かすには、どうしても高回転まで回す必要が出てきます。

つまり、排気量がもうちょっと大きければいいという話です。

自動車税って自家用だと500cc刻みで5000円ずつ上がっていきます。

車の車検証をみると、2リッターと呼ばれる車の排気量は1998ccだったり、1.5リッターは1497ccなんていうことがあります。

これは1500cc以上になると税金が上がるため、1497ccにしておこうというメーカーの狙いでもあるわけです。

軽自動車は660ccが上限となり、それ以上となると小型車(白ナンバー)になってしまいます。

平成10年以降ボディの大きさが拡大されましたが、排気量は今のところ660ccのまま。車重が増えている割に排気量が小さいため、燃費がよくないということです。

それでも外装パネルに樹脂を使ったりして最近では軽量化を進めていますので、ちょっと前の軽自動車よりはずっと燃費は良くなっていますけどね。

今の軽自動車には800ccくらいまで排気量をあげてもいいということになれば、随分変わるすけどね。

それをすると、軽を販売していないメーカーからの反発が強いので、税制を優遇されてる軽自動車としてはなかなか厳しいのです。

新型ムーヴがどの位のコスト高でフルハイブリッドを搭載するか?ここが非常に大きなポイントになってくると思います。新型ムーヴを皮切りに、軽自動車の世界がまた一気に変わります。

YouTubeでMHOちゃんねるも毎週金曜日の20時に動画を配信してるので、良かったらチャンネル登録お願いします。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする