ドライバーモニターシステムとは?事故を防ぐカギになる技術の現在

先日初めてドライバーモニターシステムというものに触れる機会がありましたので紹介します。

ドライバーモニターシステムというのは、どういうものか?簡単に説明すると、車が運転手の状態を監視している機能です。監視というと、ちょっと上から目線な気がしますので言い方を変えると、居眠りなどをしてないかなって見守ってくれています。

人間が運転していると、どうしても眠気に襲われる瞬間ってあると思うんです。99%の人は経験してるんじゃないかって。その位、運転していると眠たくなる瞬間があります。

例えば、渋滞にはまったとき。単調な運転の時間が長くなった時。

疲れて家路に変える途中、車のヒーターで暖を取っている時など。

これが停車中なら問題ないですけど、運転中だとどうでしょう?目の前に何かが飛び出した時に反応する速度も遅れるだろうし。

普段運転している時なら回避できるシチュエーションでも、事故に遭ってしまうケースが出てきます。

そこで自動車メーカーが各社開発しているのがドライバーモニターシステム。

僕がこの前体験したのはスバルのアウトバックとフォレスターです。

スバルの場合はドライバーモニタリングシステムという名称になっています。

ドライバーモニタリングシステムとは?

まず、運転席ドアをあけると、メーターにこのような表示が出てきました。

これは運転手の目線を認証している状態ですね。

iPhoneなどの顔認証と同じと考えるとわかりやすい。本人が車にログイン中であるということ。

スバルのドライバーモニタリングシステムでは実際に何を行っているのか?

大きく3つの事をしています。

1、わき見運転の警報

2、眠気、居眠り時の警報

3、個人認識によるおもてなし

では、運転手をモニターしているセンサはどこにあるのかなと探してみました。

アウトバックの場合ディスプレイモニタの上にある横長の液晶部分ですね。

ここを注意深く見ると、赤外線のような光も見えました。おそらくこの部分にカメラとコンピュータを入れて、ドライバーを監視しているようです。

ちなみにこちらはドライバーモニタリングシステム搭載第一号のフォレスターです。

フォレスターの場合はこちら。

メーターとは独立して搭載されていましたね。

ドライバーモニタリングシステムで面白いのがおもてなし機能。

どういうことをするのかというと、シートポジションやドラミラーの角度、空調などを再現してくれます。

運転手が来たら普段使いの設定に戻してくれるわけですね。

事故の発生を車側が減らしてくれる

ドライバーモニタリングシステムがあると、居眠りや脇見運転をした時に警報を鳴らしてくれます。

これだけでもかなり注意喚起になります。

あとはアイサイトXが運転手をサポートしてくれます。

何かが出てきたら自動ブレーキをしてくれるし、車線をはみ出したら修正、警報を鳴らしてくれる。

つかれた高速などはアイサイトXによるクルーズコントロール。

これだけの装備が詰まっていれば、ない車との事故率って比較にならないと思いますね。

助手席に人が乗っているとしたら、それはドライバーモニタリングシステムと同じだけの効果はあるでしょう。

でも助手席の人がハンドル操作やブレーキングを手助けできるかというとできませんから。

アイサイトXとドライバーモニタリングシステムを組み合わせることで、相当安全な車に仕上がっているという事になります。

もちろんこの手の車を買う時は絶対の車両保険の加入をしておかないと、事故に遭ったときに修理代が今までの比ではないので注意も必要です。

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