ダイハツのKFエンジン、オイルパンのネジ山修理の4ステップ

全国的に修理されているダイハツのKFエンジン、ドレンボルトのネジ山。

オイル交換をしようとして、ドレンボルトを外したらネジ山ごと取れてきてしまった・・・。

こういう経験をしている人は多いと思います。

色々と手を尽くしてみましたが、おおまかに4つの工程で修理することが可能になります。

まず最初。初期のKFエンジンの場合。

多分現存するのはかなり少ないと思います。KFエンジンが出た始めの頃は、ドレンボルトが短いです。

手前側のネジ山が壊れてくるので、後期型のドレンボルトに交換することで、奥のネジ山を活かすことができます。

これだけリーチが違うので、初期型のKFエンジンならこれでOK。

続いて最初から長いドレンボルトが使われている場合。

一番今使われているであろうリカバリー方法です。

タップボルトと呼ばれる、若干外径の大きいネジを使う手法。

ネジ山を形成しながらグリップしてくれます。

最終的にタップボルトをそのままドレンボルトとして使うことができるので、今使われてるリカバリー方法はこれが多いです。

タップボルトでもグリップしなくなったらどうするか?

僕が次にやってる手法は、ネジ山の拡大。ダイハツのドレンボルトM12に対して、スズキのM14にしてしまう方法です。

タップボルトが使えなくなった場合、さらにネジ山を拡大する必要があるため、スズキのドレンボルトサイズのタップを買いました。

ネジ山を少し拡大してタップでネジ山を形成します。

ライト 中タップ M14×1.5

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そのあとはスズキのドレンボルトを使うようになります。

最終手段としてはオイルパンの交換です。

ただしオイルパンの交換って、部品と工賃を合わせると5万円オーバーの作業になってきます。

というのも、オイルパンを脱着するのにマフラーやら4WDならトランスファを外さないと作業ができないため、工賃がかさみます。

これは最終手段ですね。

ちなみにダイハツのハイゼットやアトレー、サンバーなどはオイル交換をする時に上抜きをする方がより多くのオイルが抜けることは実証済みです。

不要なドレンボルトの脱着もしなくて済むし、S330系のハイゼット3兄弟は上抜きでオイル交換をすることをお勧めします。

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