他のメーカーよりも緩みやすい、スズキのトランスファドレンボルト

この前ハスラーがオイル交換に来店しました。

その時下廻りをのぞいてみると、やけに油ぎってるなぁと。

明らかにオイル漏れを起こしているのが分かります。

原因はどこかなと探っていると、ここでした。

トランスファのドレンボルトです。

レンチを当ててみると、手でクルクルと回るほど。

ちなみに、一度もトランスファに限ってはオイル交換をした歴がありません。これを見てまたかと思いました。

昔からスズキのトランスファはネジが緩んでることが多い

そんな事ないよ?

という意見もあるかもしれません。

しかし、経験談で語ってます。スズキのトランスファ、ドレンボルトですが、かなりの確率で緩んでいることがあります。

下手したら、新車点検で入庫してきたときにすでに緩んでる個体もありました。

このドレンプラグですが、イモネジでテーパーになっています。

ガスケットを使っておらず、液体ガスケットを塗布して締め付けるようにと整備書に書いてあります。

スズキ車で4WDの車は、トランスファのドレンボルトを必ず当たってください。

緩んでいたら増し締めが必要です。MH21Sとかその時代くらいから緩んでるのがありましたので、ハスラーも緩んでいるという事は改善されてないのか?

締めすぎるとケースにクラックが入るので、それもそれで注意が必要です。

オイルがにじんでいたら絶対緩んでるので、増し締めしてオイルを規定量まで補充してください。

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