久しぶりにオイル添加剤を入れてみました。
入れてみたオイル添加剤はKUREのデュアルブというものです。KUREの添加剤の中ではそこそこのプレミアム添加剤に入ります。
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このオイル添加剤の特徴は1液と2液で構成されています。
1液のプロテクションコートで、金属表面をコートして、2液に対する下地作りをします。そして2液のナノベアリングで金属表面の摩擦を激減させる効果があります。
1液に対して2液が親和性が高いのも効果を後押しするものです。
目次
走行距離約12万キロのエンジンにデュアルブを投入!
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このデュアルブをいれるのは走行距離12万キロ近いアトレーターボです。オイル消費も激しい車で、アイドリング時にエンジンの打音を出すこともあります。
これがどのように変化するのか?
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ちなみに施工前と後で変化が分かるように騒音計をセットします。
アイドリング時のノイズがどの程度変わってくるか?
完全暖機をした後のアイドリング音量は67~68dBでした。
施工をするまえに当然のことながら、オイル交換をしてオイルフィルターも新品に交換します。
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古いオイルは出来る限り排出させてからの添加です。
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1液と2液を入れて、オイルレベルゲージがぴったり満タンになるように調整したいので、最初に入れるオイルは少なめにします。
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デュアルブの1液をよーく振ってエンジンにいれます。
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1液は振っても透明のままでした。投入後、15分程度のアイドリングをします。
この時点では、エンジンの打音もさほど変わらない印です。きちんと説明書通りに10分~15分程度のアイドリングをします。
この時、1液がシリンダーなどをコーティングしています。
2液を投入します。
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1液を入れてアイドリングが終わったら、2液をよく振って入れます。
1液とはうって変わって、白っぽい液体です。KUREのモーターレブを入れたことが何度かありますが、あれに似たような液体です。
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2液を入れた後も同じようにアイドリングを15分程度します。
これで添加は終了。
デュアルブ添加後のアイドリング音量は?
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デュアルブを添加したあと、同様にアイドリングで音量を計測してみました。
測定条件は同じ。電気不可などは全てオフの状態です。単純にアイドリングだけで比較。
すると、アイドリング時の音量が62~63dBまで下がったのは驚きました。明らかに音量が下がっています。
これだけではわかりかねないので、レーシングをしてみると、感覚的にターボの過給音も小さくなったようです。過給の音が以前に比べると粒のそろった奇麗な音で回っているのがわかります。
街乗りをしてみた結果は?
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もちろんオイル交換を同時にしているということも手伝っています。ですが、エンジンに負荷を与えて加速してみると、昔だったらエンジンの打音が聞こえてくるシチュエーションであっても、静かなままです。
ここまでわかりやすい添加剤は珍しいと思います。
ただこの添加剤には、多走行車のようにエンジンのオイルシールの性能を回復させるといった効果はありません。
純粋にオイルの状態を底上げしてくれる添加剤です。僕は夏が終わったタイミングでいれてしまいましたが、できれば真夏が来るちょっと前に入れたほうがベストかな。
酷暑でエンジンに負担が一番かかるときにおすすめできる添加剤です。
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ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。