スズキ車でエアコンの保証延長が出ている件で確認しておきたい事項等

スズキ車で、新冷媒採用モデルにエアコンコンプレッサの保証延長が出ています。

今回初めてそのトラブルに遭遇したので、チェックすべきところをお伝えします。

故障の内容は、エアコンコンプレッサから異音が出てきてしまい、エアコンが効かなくなるというものです。

保証延長について

一応保証延長のスズキのHPへのリンクも貼っておきます。

まず確認すべきはこちら。

エアコンガスが新冷媒を採用していること。HFO1234yfです。

従来の134a採用車はダメです。

実際にトラブルに見舞われている車に遭遇しました。

エンジンルームからはあまり異音がわかりにくいんです。

どちらかというと、室内の方がよく響いてくる。なんとなくブロワモーターの異音にも似ているよなと感じますが、エアコンスイッチのON・OFFで判断して下さい。

普通に送風モードで異音がでてなければブロワモーターは正常ですので。

ホースを触るとビリビリ振動が伝わってきます。

当然エンジン回転に対して異音も変化するので、走行中だとミッションやCVTの異音か?と勘違いしそうな感じです。

そして一番気をつけないといけないのが、トラブルが発生した車に搭載されている、エアコンコンプレッサのメーカーです。

保証延長のページにその記載がなかったので、スズキに問い合わせてびっくり。

カルソニック製は対象外で、デンソー製なら保証延長になるそうです。

そのため、フロントナンバープレートを外して隙間からコンプレッサのメーカーをみてください。

デンソー製でなければ対象外なので。ついてるコンプレッサがデンソー製であることを確認すること。

これもHPに記載すべきですよね。不親切です。

保証延長は3年6万キロだったのが、7年距離無制限となっています。7年というと、あと数年で保証延長も切れてしまうので、異音が確認できたらすぐに問い合わせてください。

最後にどんな異音かはyoutubeにあげておいたので、そちらで確認してください。

対象車はハスラー、ワゴンR、スマイル、スペーシア、アルト、ラパンです。