今日はオフで時間がありました。こういう時ふらっと近くにある車の状態をチェックしてしまうのは暇人なのか、整備士としてのさがなのか奥さん号を見てみることに。
前回はドライブレコーダーを取り付けました。そういえば以前マグネットドレンボルトをつけていたよな・・・。今走行距離はどのくらいかな?
!!前回オイルを交換してから3000kmを走行しています。ちょっと早いけど検証をかねてオイルとオイルフィルターを交換しよう!
見た目にも綺麗なネジです。
前回取り付けたマグネットドレンボルトはこちら。
トヨタ・ダイハツ用です。他のメーカーも多数ラインナップあります。
じゃーん。
およそ3ヶ月弱で3000kmの間に結構な鉄粉が付いています。何だろう、鉄粉には間違いないんだけど相当細かいですよね。スラッジの中の細かい鉄粉です。
もともとはこんなにシルバー色をしてる磁石なので、細かくオイル交換をしていたとしてもやはりある程度の鉄粉は出てくるんですね。
1つ1000円しない部品でずーっと長く使えるので、おすすめですよね。ここに付いているということはオイルフィルターでもキャッチしきれていないものということでもあります。
ドレンボルトを元に戻して今度はオイルフィルターを交換します。
オイルフィルターにはカップレンチを使います。
64mmであればスズキ・ダイハツ・トヨタ・一部ホンダと日産もカバーできます。国産の5割はこのサイズ。
カップレンチはこのようにオイルフィルターにかぶせて回すことでとり外せるアイテムです。
オイルフィルターはオイル交換2回に1回は交換しましょう。
用意したオイルフィルター。社外品。オイルをこまめに交換するなら社外品でOK。もしエンジンをオーバーホールなどした時は目の細かいチューニングメーカーが出しているフィルターを使うのがおすすめ。
パッキン部にオイルをぬりぬりします。パッキンのねじれを防止。
取り付け。最後にパーツクリーナーでオイルの汚れを綺麗にしましょう。
パーツクリーナーも安いもので十分。
オイルを注ぎます。今回は0W-20のエコオイルを入れています。夏だからもっと粘度高いものでもいいんですけど、どのくらい燃費に影響するのか観察。
ついでに減っているスーパークーラントを補充。
純正が本当はおすすめですが、補充する時手に入らない場合社外品でもやむなしかな。1つ買っておけば次回交換時までの補充には使える。
マグネットドレンボルトは使える部品
マグネットドレンボルトは使えるかどうか?
これは断然使えるという判断でOKでしょう。
・今までのドレンボルトから付け替えるだけでずーっと使える。
・使っている間はエンジン内の鉄粉を吸い取ってくれ、エンジン保護につながる。
・価格が安い
できれば新車のオイル交換時にさっそうと交換してしまうのがいいんじゃないですか!?
ガソリンスタンドでアルバイトをはじめ、その後指定整備工場へ就職。
働きながら、3級ガソリンエンジン、2級ガソリン自動車の整備資格を取得。2級整備士の資格を取得後整備主任に任命され、自動車検査員の資格を取得。
以後、自動車整備の現場で日々整備に励んでいます。
現役自動車整備士であり、自動車検査員。YouTuberもやっています。車の整備情報から新車、車にまつわるいろんな情報を365日毎日更新しています。TwitterやInstagram、YouTubeTikTokも更新しているのでフォローお願いします。