車の性能を担保する為にタイヤと同じで純正オイルを基準にするオイル選びをする重要性

新車装着されているタイヤって、市販の汎用タイヤと違って重要です。理由はその新車の性能を発揮するために履かされているタイヤだからです。

例えば、純正装着されているタイヤよりも、性能の劣るタイヤを履いた場合、カタログ数値のスペックを発揮できるかというと、できなくなるわけです。

特に低燃費競争が激しい昨今で、カタログまでとは言わないけれどある程度の燃費をだすために、新車装着タイヤは低燃費のエコタイヤを履いています。

これを普通のスタンダードな汎用タイヤに履き替えると、もちろん転がり抵抗が増えるため燃費が悪化してしまいます。

タイヤは特に路面と車をつなぐ唯一の部品なので、とても重要です。

それではオイルはどうなのか?

純正オイルを基準に同じグレードと粘度のものをチョイスするだけでいいのか?

タイヤとは求められる条件こそ違いますが、オイルも軽視できません。

最低限守らないといけないのは、純正指定のグレードと粘度です。

例えば、写真は日産GT-Rの純正指定エンジンオイルです。

Mobile1の100%化学合成油でSNグレードの0W-40。

では、GT-RにSNの0W-40であれば問題はないのか?という点です。

基本の考え方は、グレードと粘度が合致していれば問題はないとされています。ですが、GT-Rのような特殊な車は使い方も多岐にわたります。

もし、Mobile1ではなく普通のSNの0W-40を入れてサーキットを走るとなると、あまり推奨ができません。GT-Rっていう車は、ドイツのアウトバーンで300km/h走行をした時でも助手席の人と普通に会話ができるような性能を誇っています。

街乗りで使うだけではなく、GT-R本来のハイパフォーマンスを引き出すのであれば、純正オイルかそれ以上のものを選ばないとよくありません。

グレードと粘度、それとベースオイルの種類にもこだわって!

市販されているオイルは比較的安価なものでもSNの0W-20などがたくさん出回っています。

しかし、純正採用されているオイルのベースをよく見てください。

鉱物油、部分合成油、全合成油、100%化学合成油などと、ベースオイルに種類があります。今は鉱物油も少なくなってきましたが、まだあります。

GT-Rのオイルは100%化学合成油です。今の全合成油とは若干考え方が変わっています。

純正オイルが全合成油をベースにしているのであれば、全合成油の同じグレードと粘度のもので違うオイルを試したほうがいいです。

それ以下のベースオイルを選ぶと、やはりカタログ上の性能を全て発揮できるパフォーマンスがでるかというと微妙です。

街乗りベースであれば、どんな車であっても鉱物油の同じグレード、同じ粘度であったとしてもエンジンが焼き付くことはないでしょう。

ですが、それ以上のモアパワーやパフォーマンスを狙うとなると、純正以上のオイルを選ぶことをお勧めします。

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