こんな落とし穴はあるのか?消えないエンジンチェックランプの意外な原因とは?

ちょっと興味深いことが起きたので、記事にしてみます。

車検で入庫してきたスズキのスペーシア。車検整備の内容はオイル・オイルフィルター・エアコンフィルター・ワイパーゴム・ブレーキフルード交換といったいたってシンプルな初回車検。

整備をしている途中、エンジンチェックランプが点灯したので確認。

コードはデュアルカメラブレーキサポートの類でした。

運転支援システムの自動ブレーキを搭載している車両です。といっても、特にこの車は過去に板金をしたとかそういった類のものはなし。

一過性の何かが原因なのか、パラメータを保存して消去を試みました。

しかし、エンジンチェックランプが消えません。しまいにはエーミング関係のメッセージも出てくる始末。

エンジンチェックランプが点灯した意外な原因

一体何が原因なのか?それにしてもでっかいグリルだなぁ・・。

とりあえずエーミングしろということであれば、エーミングが実施できる場所へ移動して診断機を当ててみるか・・。

しかし、この後原因が判明しました。

それはこちら。

このスペーシアですが、ボンネットが結構な高さまで立ち上がってきます。

つっかえ棒を差し込むと90度近くまで持ち上がってくるのですが、どうやらこれが問題をおこしていたようです。

あろうことかボンネットがデュアルカメラに視認範囲まで及んでいるため、カメラがおかしいのでエーミングしてくださいねと出ていたようです。

試しにボンネットを閉じて診断機を当てると、故障コードは素直に消去できて再度点灯はしませんでした。

最初に何らかの動作でデュアルカメラの故障コードを入力してしまい、以後はボンネットが空いた状態ではコードが消去できなかったということです。

現状を診断機でモニタリングしましたが、特に異常はなかったです。

この巨大グリルのスペーシアに遭遇したのは初めてだったので、こんなこともあるんだなぁと勉強になりました。

言われてみればボンネットが開いているとワイパーが動かない車もあったし、いろいろだなぁと。

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