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トルクレンチの活用を

time 2015/01/12

トルクレンチの活用を

車には様々なネジがつかわれています。そのネジには規定トルクというネジを締め付ける数値が
製造過程で決められています。
規定トルクはkgf・mとかN・mとかという単位で表されています。
簡単にいうと1メートルの棒に何キロの力をかけろということです。
その規定トルクで締めるということですが、簡単ではありません。
現場では重要な部位にのみ規定トルクを守ってしめています。
エンジンのシリンダーヘッドのボルトは規定トルクで締めるけど、
クーラントのリザーブタンクの取り付けネジなどは経験トルクでしめると行った具合です。
全てが規定トルクで締めればいいんでしょうが、それでは時間と手間がかかりすぎる。
なら重要な場所だけをトルクレンチを使おう。

torque-wrench1

実際トルクレンチを使う場所は
エンジン本体のネジ各ロックナット使用場所
ホイールナット
あと回転や大きな力がかかるところなど
そのほかは必要に応じてトルクレンチを使います。
実際規定トルクを体で覚えるのは大変。整備士のコンテストに
トルクレンチを使わないでどの位規定トルクに近い数値で締めることができるか?という競技があるほど難しい。

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規定トルクで締めない場所においても、整備士の経験トルクで締めています。
整備士に成り立てのころはこのネジが締まる感覚がわからないから
ネジをぼきぼき折ってしまいますがネジを折らないようにする訓練として、
経験に勝るものはありませんが10ミリのネジをわざと締めすぎて折ってみる。
その感覚を体に覚えこませるのがよい。車に使われているネジで
一番数が多くて小さいのはだいたい10ミリ。この感覚を覚えてしまえばこわくない。
僕も苦い経験で作業中にネジを4回折りました。リカバリーが大変だった
と、まあある程度なれてきたら、関係ないようなネジを規定トルクでしめてみる。
こんなものなのか?と驚きますよ。慣れてきた人もたまには
自分トルクを洗練させるためにもトルクレンチをつかわなくても支障のきたさないところで使って見てください。
きっと大きな発見がありますからね

ホイールナットを増締めするにもトルクレンチを1つもっていたほうがいいです。結構安いのもありますので。

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現役2級整備士・検査員で、現場でひたすらもがいて仕事しています。

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