エンジンオイルの上抜きを試す!アクティHH6のE07Zはどうなのか?

僕は整備士をやっていますが、エンジンオイルの交換はできる限り上抜きでやりたいなと思っています。

理由は上抜きだと、パッキンを交換しなくていいという点。そしてジャッキアップも不要という点。作業が楽で安全という点。

これらを踏まえて、可能なものは上抜きがいいと常々思っているんです。しかし、その前提となるのは上抜きの方が下抜きよりもより多くのオイルが抜けるエンジンであること。

ここがポイントになります。下抜きのほうが多くのオイルが抜けるのであれば、上抜きをする意味がないですから。

ということで、アクティのE07Zで試してみました。

実のところ、家に来てから初めてのオイル交換です。購入した時に、クラッチをOHしてオイルも交換した状態で車検に通しました。

が、それ以降一度もオイルを交換していません。

理由は買ってから871kmしか走っていないからですね。とはいうものの流石にオイルも古いので、上抜きで試してみました。

走行距離は155735kmです。

昔バモスに乗っていたことがありますが、全く同じレイアウトです。

マニュアル車なので、エンジンが横置きです。

この車、オイル交換が非常にやりやすく、地上高があるのでジャッキアップが不要なんです。

リヤ左の奥にオイルレベルゲージがあります。

それほどやはり汚れているわけではないですね。

レベルゲージガイドよりオイルをチェンジャーで抜き取ります。

どうやって上抜きと下抜きのどちらが向いているのか判断するか?

それは簡単で、上抜きでオイルを抜いた後にドレンボルトを外してオイルが出てくるかどうかをチェックするだけです。

アクティのE07Z、オイル交換は上抜きと下抜きどちらがいい?

上抜きで抜いた後、ドレンボルトを外してみます。

するとこの通り。オイルが微量ながら垂れてきました。

このことから、アクティのE07Zは下抜きの方がより多くのオイルが抜ける!ということがわかりました。

といっても、ほんのごくわずかですね。

気にならない人なら上抜きでいってもいいんじゃないかって。そのくらいのレベルしか出てきませんでしたけど。

でもまあこれからは下抜きですね。

このガソリンのフィラーキャップのようなところからオイルを入れます。

ガソリンスタンド時代、どれだけのお客さんがセルフスタンドで誤給油をしてくれたことか・・。

入れたオイルは0W-20です。

後期型のアクティなので、0W-20を使用可能になっています。

同じエンジンですけど、クリアランスなどが変わってるんでしょうね。

ということでまとめると、アクティのE07Zは下抜きの方がオイルはより多く抜ける!ということでした。

次回はフィルターも交換しよう!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする