古いディーゼルエンジンでエンジンがかかりにくい場合、グロープラグを交換しよう!

今のコモンレールディーゼルではない、従来のディーゼルエンジンのお話です。

冬になってエンジンのかかりが悪い・・。

ひたすらクランキングしてもかからない・・。

こんな症状が起きたら、疑うのは2つ。1つは燃料が凍っていないか?ええ!?燃料って凍るのか!?

そうなんです。軽油には1号2号3号といった種類があります。何が違うのかというと、流動点。単純に東京で使っている軽油と北海道で使ってる軽油は違うわけです。それは外気温の差。

東京で使っている軽油を北海道で使うと凍ってしまいます。逆に北海道で使ってる軽油を東京で使うとトラブルを起こしたりもします。実際にありました。

タイタンのダンプカーでエンジンがかからないから見てほしい。

そう言われて点検しに行ったら、かかりそうでかからない。後述するグロープラグには問題がなかった。もしやと思って会社に戻り電気ポットに沸騰したお湯を入れて、燃料パイプにチビチビとかけてやったらかかりました。

燃料が凍っていたんですね。

そして、低音始動性がよくないというケース。

最初に疑うのはこれですね。グロープラグ。ディーゼルエンジンは燃焼室をあらかじめグロープラグで予熱させます。

これができないと、寒い日の着火に着火点まで温度が届かない為エンジンがかからないなんていうことがあります。

交換は簡単。ガソリンエンジンのスパークプラグに似ています。

気筒数だけありますので、全部交換するのがオススメ。テスターで計測してダメになっているものだけ交換でもありですけど、一気に交換しちゃう方があとで余計なトラブルになりませんから。

しかーしガソリンのスパークプラグと違って価格はかわいくない。

スパークプラグがイリジウムでも1500円程度に対し、グロープラグは3000円〜6000円ほどします・・・。

もうほとんどがコモンレールに変わってきましたけどね。

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