車のゴム部品の経年劣化

車にはいわゆる経年劣化というものがつき物です。
経年劣化とは、車を動かしていなくても、時間がたつにつれて劣化していくこと。
経年劣化する部分としては、ゴム製品が一番にあげられます。

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車検整備をしていて、経年劣化をまざまざと見せ付けられる部分が
まずバキュームホースのヒビ割れ。エンジンの調子が悪いということで
よぉく目を凝らしてみると、バキュームホースに亀裂が入っていたりする。
距離を乗っていない車であっても年式が古いとゴムが硬くなって
亀裂などが入りやすくなります。

タイヤもオゾンクラックなどが髄著にあらわれます。日に当てておくだけでタイヤの柔軟性が損なわれ
ヒビ割れが起こってくる現象。
全体的にヒビが入ってきてしまうので、いつどこからエア漏れを起こすかわからない。
高速道路を走行するなんてもってのほかになります。

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エンジン関係でいうと、オイルシールの劣化。
これまた距離を乗っていなくても古い車はオイルシールの弾力が損なわれ
オイル漏れを起こしやすくなります。

経年劣化で上げられるのはそのほか、モールなど。
ガラスランチャンネルの色が変ったり、樹脂製の黒いバンパーの色がどんどんと
色あせたりと、車はただ置いておくだけでもどんどんと劣化していきます。
そういった経年劣化にメーカーで警鐘を鳴らしたのがトヨタ。

トヨタの古い車はディーラーにてゴム製品の交換を促すような文章を発表しました。
たかだかゴムと侮るなかれ。ゴム製品は車を構成する部品の中で
かなりの大部分を使われており、劣化すると危険な部分というのはたくさんあります。

バキュームホースはシリコン性にすると耐久性があがります。安いので一つ買っておいて、少しずつでも長さを合わせて切って交換して行くのがいいです。

みなさんも、経年劣化したゴム部品をたまには新品に交換してみてはいかがでしょうか?
結構盲点ですよ。

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