樹脂インペラのウォーターポンプに注意!スカイアクティブDのパターン

今日、オーバーヒートしたとして、スカイアクティブDを搭載しているデミオが入庫してきました。

走行距離は7万キロ弱でした。

どこからクーラントが漏れているのかと思ったらこの状態です。

ラジエターより水を入れてみると、ウォーターポンプからボタボタとクーラントが漏れてきます。

ウォーターポンプがダメになっても、ここまで激しくクーラントが漏れるケースってあまり見たことがありません。

どちらかというと、エンジンをかけているとポタポタと漏れるくらいです。

この車両の場合、クーラントを入れたらエンジンをかけていなくてもボタボタと漏れてきます。

樹脂製インペラを使ってるスカイアクティブDのウォーターポンプ

問題のウォーターポンプを外してみたらこうなっていました。

ポンプのインペラが樹脂でできています。

わかりますか?インペラがウォーターポンプのボディに干渉しています。

つまり、樹脂製のインペラが劣化?してポンプの軸に偏心している状態です。これによりベルトで回されると、毎回インペラとポンプのボディがぶつかってしまう。

水を入れてエンジンを回してみると、明らかに何かが接触するような音が聞こえました。

よく壊れるダイハツのウォーターポンプは、インペラ部分は金属です。

このポンプの羽が樹脂製のものって、あまりいい思い出がありません。

VWなんかでもゴルフ3くらいの時代って、ポロとか含めてやはり樹脂でできていました。それが経年劣化で羽が吹っ飛んでいたりして、オーバーヒートをするケースが多かったんです。

スカイアクティブDのウォーターポンプは今回初めて目の当たりにしましたが、もし全部がこうなのであったらちょっと早めにウォーターポンプは交換した方がいいかなと。

ちなみにポンプが抵抗になって、オートテンショナも負担がかかったり、ベルトも損傷したりでなんだかんだ6万円弱は修理代金がかかります。

もちろん、オーバーヒートして停止してしまった場合、ウォーターポンプ周りを正常復帰させた後、ヘッドガスケットが飛んでいないかなどの点検もしないといけないので。

スカイアクティブDのエンジン車に乗ってる人は、早めのウォーターポンプ交換をお勧めします。

もしスーパークーラントの交換時期が過ぎていたら、クーラントリカバリーを添加してあげてください。

劣化したクーラントはなおさらポンプをダメにします。

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