アウトランダーPHEVが受注1万台!これからのPHVは電池がカギを握る

新型アウトランダーのPHEVが3ヶ月で受注を1万台突破しました。3ヶ月で1万台ということは、1ヶ月平均で3300台規模になります。

このフルサイズでSUV、さらにはPHEVということを考えると非常にいいスタートダッシュを切っていますね。

三菱のプレスリリースを見ると、詳しい内訳がわかります。

まず一番売れているグレードはPという最上級グレードが受注の8割を占めて人気です。さらにうれしい悲鳴なのが、三菱自動車にとって新規顧客が8割だという点です。

新規が8割も占めているという事は、市場でも高い評価をえているという事です。

追い風になっているのが補助金ですね。国からの補助金に加えて、市町村からの補助金。そのタイミングで新型がデビュー。

さらには性能がぐっと上がり、待望の7人乗りの追加。

全ての条件が重なった結果受注が1万台を突破したのかなと。ちなみに当初目標は月に1000台なので、3倍以上の反響だという事ですね。

プラグインハイブリッドは電池が重要なポイントに

EVやPHEV、PHVのポイントになるのは間違いなく電池です。

電池性能がよくなければ、ユーザーは手を出しにくい。日産のリーフが検討していますが、初代から考えると、電池の保証に関してはあまり積極的ではなかったです。

それが影響してか、リーフが登場してからというもの、まだまだ電気自動車の普及には至ってません。

おそらくここ数年が一番電気自動車やPHVなどにシフトしていく期間なのはまちがいありません。

これらを支える電池は基本的には地産地消が基本となっています。理由は簡単で、輸送コストがかさむから。アリアクラスの電池だとどの位重たいと思いますか?

アリアにはリチウムイオン電池が搭載されていて、その重量450kgにも及びます。10トントラックで輸送したって20個くらいしか運べない。

つまり、電池メーカーと自動車メーカーにとって理想なのは、自動車メーカーの工場のすぐ近くに電池メーカーの工場があること。これを経済産業省が後押しするようです。

日本は車にリチウムイオン電池を初めて搭載した国でもあります。しかしそこから勢いは鈍化して、今では中国の電池メーカーに技術は追い付かれて、さらには抜かれつつあります。

実際、ホンダは現地の車には中国企業の電池を搭載するようです。それは国内の自動車メーカーからみても中国の電池は搭載しても大丈夫なレベルだと判断しているからでしょう。

三菱も日産とタッグを組んで、どんどんと電気自動車やPHEVを出していってほしいですね。本命はパジェロやデリカPHEVあたりが出てきたらいいんだけどなと思ってます。

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